2025年7月28日 晴れ

夜が静まり返ると、君への想いがじわじわと心に広がっていく。思い出は、風に舞う花びらのようにひとつひとつ落ちてきて、僕の胸を静かに締めつける。かつて交わした言葉たちが、断片的に蘇り、そのひとつひとつにまだ意味を求めてしまう。

過去を整理しようとするたびに、君への依存だけが取り残されてしまう。どうしても捨てきれない感情がそこにあって、心のどこかでまだ君を求めている自分がいる。いつの間にか、あの色鮮やかだった日々は白黒になり、

君の残していったものは、少しずつ朽ちていった。それでも僕は、立ち止まったまま、君の帰りを待っている。

君への想いは、止めどない海のように広がっていく。波が打ち寄せるたび、そこには確かに「愛」があった。でも、僕の願いは時の中に静かに埋もれていくばかりで、気づけば、僕は深い深い海の底に沈んでいた。

どうすれば、君はあの日のように微笑んでくれただろう。どうすれば、君はもう一度、隣にいてくれたのだろう。

夢に現れては消えていく君の後ろ姿。あの日、何も言わずに去っていった姿と重なるたび、心はまた静かに崩れていく。その夜、僕はただ泣くことしかできなかった。笑顔でやり過ごそうとしても、君が背を向けたあの瞬間の冷たさは、胸の奥に鋭く突き刺さり、今も痛みを残している。

僕の愛は、君にとってそんなに軽いものだったのだろうか。一度も振り返ることなく、あんなにも簡単に離れていった君の背中。あのときの約束も、未来の話も、全部嘘だったのだと知ったとき、僕はようやく、自分が君の「計画の外」にいたことに気づいた。

少しずつ空いていく部屋、減っていく温度。君の優しささえ、今では毒のように胸に残っている。一緒に撮った写真は、まだ手元にある。ふとした瞬間、僕はそれを見つめて、何もできずに時間だけが過ぎていく。

僕は今でも、あの花が咲き誇っていた頃を覚えている。でも今は、心に残るのは瓦礫だけ。

それでも忘れられないのは、たぶん、君を本気で愛してしまったからだ。